1年生のキャリア教育の一環として職業講話が行なわれました。様々な分野で活躍する職業人を招いて、普段は聞くことができない働くことの意味やこれから未来を生きていく若者たちへの思いを聞かせていただきました。

　今回の講師の皆さんに共通することは、現在就いている職業の説明だけにとどまらないという点です。これまでの人生を振り返り、何を考え選び、突き進んできたのかを苦労話を交えながら真剣な思いを生徒に伝えてくださいました。その迫力あるお話に、生徒達はちょっとでも聞き漏らしがないように、こちらも真剣な様子で聞き入っていました。

　キャリア教育は高校入試に関する進路学習と重ねて考えてしまいがちです。しかし、生徒達が自分の足下を見つめ、そこからどんな人生を歩んでいこうかと思いを巡らせる。このことが今の1年生には必要な学習となります。今回のお話が、どんな社会人となりたいのか、どんな人生を送りたいのか・・・。遠く広い視野で考えるきっかけとなればと思いました。

　３名の講師の先生、大変貴重なお話をありがとうございました。