実験は慎重に 中和の学習
3年生理科の授業を参観してきました。2種類の薬品を使った「中和」に関する学習です。防護眼鏡をかけてスポイトを操作する様子を見ていると、研究者みたいでかっこいいですね。
中和の勉強は化学の理論(計算式)と実際(状況)が一致するというなんとも言えない不思議さを感じる学習だと思っています。目に見えないpHを化学式から酸性かアルカリ性かと強さを割り出し、実際にその式の通り混ぜ合わせると、見事に中性となる。 今回使用した薬品は塩酸(HCl)と水酸化ナトリウム(NaOH)。ふたつの薬品を混ぜることで生じるのは水(H2O)と塩化ナトリウム(NaCl)。見事に中性の液体ができあがります。そして、それを検査する液体がBTB溶液。色の変化でその性質を測ります。 慎重に、少しずつ混ぜ合わせる班もあれば、大胆に操作する班と様々ですが、興味津々な様子で挑戦していました。 あやふやではっきりしないことが多い世の中で、きっちりと結果の出る化学の世界は面白いですね。 キレッキレの動きに大興奮! 3年生ダンス発表会
3年生のダンス発表会が行なわれました。それぞれのチームが工夫を凝らしたダンスを披露し、観客を魅了していました。
12チームが参加した発表会。体育の時間に試行錯誤しながらも作りあげられた動きは素晴らしく、どのチームもキレッキレのダンスを見せていました。踊っている生徒達の表情は緊張しながらも真剣かつ、楽しそうで、体全身で表現することの喜びを感じているようでした。また、生徒主体の進行もすばらしく大いに会場を盛り上げていました。 12日には2年生、13日は1年生がダンス発表会を行ないます。どんな発表になるか今から楽しみです。 古典に親しむ
3年生の国語の授業を参観しました。古典作品の「奥の細道」の学習です。生徒達が必死になって文章に向かい合い、音読に取り組んでいる様子に、受験生としての自覚が芽生えてきたのではないかと感じました。
さて、古典と言えば暗記というイメージを持っている方も多くいるかと思いますが、単純に覚えるのは難しいですよね。そこで、映像を組み合わせて、当時の人たちが「実際に見ていたもの」をイメージしながら読んでいると、意外とするすると覚えられたりします。試してみてください。 今回の授業は「平泉」です。松尾芭蕉が見た風景は、青々と草木の茂る城の跡。そこに過去起こった戦乱の知識を重ね合わせながら「夏草や兵どもが夢の跡」と一句詠むのです。教科書で扱われる古典作品「竹取物語」「徒然草」「平家物語」「おくの細道」等の共通点は「無常観」といわれています。昔から日本で生きてきた人たちの心の内にある考え方が表現されているものが扱われています。 秋の夜長。古典作品を通していにしえの世界を生きてきた人たちの姿、思いを想像するには丁度よいかも知れませんね。 進路説明会が行なわれました。多くの保護者の方に参加していただき、進路に向けての熱意を感じています。 今年度から入学願書をネットで作成するなど,時代の流れとともに、その方法も変化をしてきています。一人一人の思いを大切にし、寄り添った進路指導を心がけてまいりますので、御質問等ありましたら学校まで相談ください。 手続き等ミス無く行えるようにしてまいります。ご協力の程よろしくお願いします。 |
|