夏季特別研修講座 第2日目

本日も多くの先生方にご参加いただきました。各学校での様子をチャットで確認する場面があり、情報共有をしながら研修が進みました。

8/19日 午前の部
演題:「『よい授業』をデザインするために〜評価を指導や学習に生かす〜」
講師:京都大学准教授 石井英真先生

 評価は授業の鏡であり、評価をしていく際には、教師側が目標やねらいを明確にイメージできるかどうか、計画段階から児童生徒が見えているかどうかが大切であることを改めて学ぶことができました。
 参加者からは、「子供たちと評価の物差しの共有が必要だということに納得しました。共有するということは、教員側に明確なものがなければできないということなので、それを念頭に置きながら、授業を行なっていきたいと思います。」という感想をいただきました。

8/19日 午後の部
演題:「ICTを活用した児童生徒の個別最適な学びと協働的な学び」
講師:放送大学教授 中川一史先生

 ICTを活用する際に、「個別最適な学び」では児童生徒が孤立した学びにならないようにし、「協働的な学習」では、集団の中で個が埋没しないように気を付けながら授業を進める必要性があることを具体的な事例や動画を基に教えていただきました。
 参加者からは、「児童生徒主体≠放任であることを忘れず、児童生徒に学ぶための選択肢を与えるための道具としてタブレット端末を位置付け、ICTの特性を再確認しながら活用を進めていきたい。」という感想をいただきました。
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