夏季特別研修講座 第1日目

8月18日より令和5年度高崎市教育センター「夏季特別研修講座」が開催されました。
各日の講演の様子をお伝えしていきます。

8月18日(金)午前の部
演題:「自己肯定感を高める指導・支援の在り方」
講師:立正大学教授 鹿嶋 真弓先生

 「自己肯定感を高める指導のヒントは赤ちゃん時代にある」という言葉のとおり、今できたことをすぐに褒めて認めることの大切さを改めて再認識することができました。また、自己内対話などで自ら脳を使って考え、問い、挑戦心や主張性、自己有用感、長所など、自己肯定感を高める素地を養う必要性も学ぶことができました。
 参加者からは、「自己肯定感を高めるための手立てはもちろん、自己肯定感がどのように高まっているのか、幼少期にはどのようなことが起こっているのか、具体的にイメージすることができて大変勉強になりました。授業の中で『ひらめく』ことをどう生み出していけるか、これからも考えていきたいと思います。」という感想をいただきました。

8月18日(金)午後の部
演題:「小学校国語科における学習指導要領の趣旨の実現に向けた授業改
   善について」
講師:国立教育政策研究所 教育課程研究センター研究開発部 教育課程
   調査官 大塚 健太郎先生

 国語科では言語能力の育成ができているかどうかを重視し、言語活動を通して「使いながら伸ばす」ことの大切さを改めて学ぶことができました。また、目指す資質・能力の育成に必要な学習活動を選定し、目の前の児童生徒の実態に応じた学習課題を設定しながら授業改善を図ることを教えていただきました。
 参加者からは、「言葉に自覚的になるのが国語の授業であること、作文は自分で自分のよさを考えさせる自己評価も大切であること、めあてを伝え、振り返りをさせることが次時の意欲に繋がることがわかった。」という感想をいただきました。
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