11月16日の給食こめっこパン背割り・群馬のねぎこんコロッケ・コールスロー・ポトフ・牛乳 今日は群馬のねぎこんコロッケです。上毛カルタの「ねぎとこんにゃく下仁田名産」でおなじみの、ねぎとこんにゃく入りの給食のためだけに作られたコロッケです。群馬の名産品である、下仁田名産のねぎは、別名「殿様ねぎ」とも呼ばれています。なぜ殿様かというと、江戸のお殿様が運賃はいくらかかってもよいので、江戸に下仁田ねぎを至急送れという通達が来るほど美味しかったようです。下仁田の桜井家にはその古文書が残っているそうです。この下仁田ねぎは、白いところが太くて短く、煮るととろりと甘いのです。 また、こんにゃくも昔から下仁田でこんにゃくいもを作っていました。群馬県はこんにゃくいもの生産量日本一で全国の90%を生産しています。今は昭和村で多く生産されています。こんにゃくいもはとても作るのが難しいとされていますが、大昔に火山の噴火でできた小石の層があり、水はけの良い土地が適していたのも日本一の理由のひとつです。こんにゃくいもは、収穫後マンナンと呼ばれる食物繊維の粉にして作ります。そのまますりおろしてつくるものは、生こんにゃくとよばれて、ぷりぷりとしたはごたえがおいしいです。 いまでは色々なこんにゃく製品があります。今日のコロッケにも入っていますし、ごはんの粒の形をしたこんにゃくごはんやめんやゼリーなど色々に変身しています。 1年性にもわかるなぞなぞを一つ 「たきはたきでもこんにゃくでつくるたきはなあに?」答えは、白滝です。白滝はこんにゃくいもを粉にしたものをゼリー状にし、ところてんのように細い穴のついた筒に流し入れ熱湯で固めます。その時の様子が白滝のようにみえるので名前がついたそうです。ちなみに糸こんにゃくは、原料は同じこんにゃくいもですが、こんにゃくにした物を細く切った物です。海草を入れ黒っぽくなっています。なぜ海草を入れるのかは、生こんにゃくに似せたためと言われています。生こんにゃくは灰であく抜きをするので、少しグレーがかっているのです。きょうは群馬名物のねぎとこんにゃく入りのコロッケでした。 群馬名物のねぎとこんにゃくのこと少しわかりましたか? |
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