4月27日の給食たけのこごはん・鰆のごま味噌焼き・野菜のオイル和え・牛乳 ・今日は春の和食献立です。 たけのこごはんのたけのこは、漢字で竹かんむりに旬という時を書きます。旬とは、10日間の意味で、たけのこは10日ですくすくと竹に成長することからこの字になったようです。そんなたけのこですが食べるのは日本人と中国人だけとされています。日本料理はどうしても塩分が多くなりがちですが、たけのこのカリウムという成分が取り過ぎた塩分を体の外に出してくれる働きがあります。野菜もそうです。うま味成分も多く環境が変化した今の疲れた体にもいいですね。たけのこを切ると白い粉を溶いたような物がありますがこれもアミノ酸といううま味成分の一つです。大名焼きというお殿様にだけ許されたたけのこの食べ方もあります。取り立てが美味なので、竹林で焼いて食べるのです。根元はフライや天ぷらに、真ん中は煮物やごはんに、穂先は和え物やお吸い物にいいですね。 ・鰆も春の魚です。漢字でさかなへんに春という字を書きます。出世魚でサゴシ、ヤナギ、サワラと呼ばれていきます。それではクイズです。江戸時代までは武士は成長すると名前を変えていました。では、徳川家康は小さい頃なんという名前だったでしょうか? 1 ちよまる 2 やちよ 3 たけちよ こたえは、3のたけちよです。 ・魚の春の代表選手の出世魚の鰆、いろんな魚へんを調べてもおもしろいですね。 では春の美味しい味を味わってよくかんでいただきましょう。 |
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