10月13日の給食麦入りごはん・まーぼーどうふ・春雨サラダ・牛乳 給食のごはんには、なぜ麦が入っているのでしょうか? それは、体の健康のためには、食べ物から食物繊維をとる必要があるからです。普段の皆さんの食生活では、なかなか食物繊維を、しっかりとることが難しいからなのです。 和食をとっていれば、海草や根菜類やこんにゃくや豆類という食物繊維が多い食べ物がとりやすいですが、洋食ばかり食べていたり、意識してとらないとしっかりとれていないという調査結果が出ています。ほとんどの日本人が足りていません。だから食物繊維の多い麦が給食で出ているのです。 ではどうして食物繊維をとる必要があるのでしょうか? それは、病気にならないためです。便秘だと体によくないものや必要ない物が、また体に戻ってしまったり、ガンになりやすくなったりします。血糖やコレステロールというあまり体にありすぎては困る物も出してくれます。食物繊維の多い食べ物は、腸でおなかの調子を整えてもくれます。お腹の中の良い菌にも関係しています。 食物繊維 というと「繊維」という言葉から、細い糸のような、スジ状のものをイメージされがちです。ごぼうやみかんを食べると白い筋がありますね、あれも繊維ですが、そればかりでなく「ネバネバ」するものから、水に溶けて「サラサラ」したものまで、多くの種類があります。 では食物繊維クイズです。 ➀オクラ・なっとう・ながいも・モロヘイヤはネバネバの食物繊維がある。○か×か? 答えは、○。ネバネバの正体は、ペクチンという食物繊維です。 ➁こんぶやわかめは水に溶ける食物繊維である。○か×か? 答えは、○。 ➂ごぼうや麦の食物繊維は水にとける。○か×か。 答えは、×。 溶ける物と溶けない物両方入っています。 食物繊維は水に溶ける物と溶けない物があります。どちらもバランス良くとることが大切です。ちなみにごはんに入っている麦は少しですが、ごはんの約20倍食物繊維が多いようです。 麦だけでなくごはんにももちろん食物繊維が入っています。野菜や海草や豆類やこんにゃくなど好き嫌いせず食べて、お腹の中から健康になりましょう。 |
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